大寒、大雪、厳冬、異常気象、地球温暖化?

大寒といえば、一年のうちで一番寒い時期である。今年ももちろん寒い。でも、今年はもう既に寒かったので、その寒さにかなり慣れっこになっている。
最近の大雪報道で思うのだが、「異常気象」というのはどうなんだろう?たしか、暖冬だった年にも、猛暑だった去年も「異常気象」と呼んでいるようだが、「異常じゃない普通」の気象って、猛暑でも、暖冬でも、大雪でもないとしたら、どんな天候なんだろう?

「今年は去年より気温が1度高い」などというのは、「異常気象」でもないし、よく言う「地球温暖化」でもないのだそうだ。考えてみれば、毎年1度のペースで気温が上昇していったら、今世紀中に地球は金星になってしまう。

地球の温度調整能力は、暖かい年が数年続けば、クールダウンするように厳冬の年が来るという風に、今のところ順調のように見える。一方で、氷河のある地域で大きく氷河が後退していたり、南極の巨大氷山が大陸から切り離されたりしながら、徐々に牙を問いでいたりする。そしてある年、いきなり台風やハリケーンの数が急増したり、今まで熱帯地方でしか流行しなかった病気が温帯地方にも流行したりして、突然牙をむいて見せたりしながら、徐々に調整能力を失いつつあるというのが、一番怖いね。