5月5日は、BBQ

私がHippoで所属しているレアレアFでは、毎年5月5日にBBQパーティーを開く。場所は新潟市南区の亀田公園。初めの頃はナビが「亀田運動公園」と間違えて私を誘導したりしていたが、最近は慣れたもので、竹尾ICを下りて亀田・横越方面に向かう3kmほど走ると、左の農業用水に青い水門、遥か右方向に明訓高校の講堂の天窓のユニークな突起が見える。ここで、明訓高校へと向かう。

明訓と聞いて、新潟市の旧市街にあるはずと思った人も多いと思うが、私のナビもこの学校を「新潟向陽高校」と表示してしまう。今の愛車を手に入れる前はそうだったのだろう。しかし、今は明訓高校は亀田にあるのだ。

連休の「子供の日」にBBQだから場所取りは殺到するようだが、らっきーのご主人ネンジ君の献身により、この問題は解決された。だが、駐車スペースは個人の努力に任せられているので、私が到着した11時半過ぎでは、あまりにも遅すぎたのである。

これには訳がある。

BBQも3度目で慣れてきたこともあり、今年はあれもしたい、これもしたいが山盛りだったのである。前夜は夕食後からかかって0時半まで下拵え等の準備に追われていたのだ。朝になって積み込もうとすると、後から後から、必要なものが増えてきて、出発した後も、忘れものに気付いて戻ったり、途中の100円ショップや量販店に何度も立ち寄ったりしたのだ。

おかげで、駐車場は満杯で、誘導員の指示に従いとめた場所は、かなり離れたところにある臨時駐車場の最も遠方の一角だった。そこからBBQの場所までに運びすると、それだけでクタクタになってしまった。

既に始まってしまっているBBQの雰囲気に入って行けずにいると、十文字型のテーブルを挟んで反対側に、ヨッシーダンボール・スモーカーで燻製を始めている。このスモーカーがすぐれもので、ライト・スモークながら、ちゃんとした燻製ができてくる。ヨッシーに、自分が用意したゆで卵の燻製を依頼して戻ろうとすると、私が用意したBBQスタンドでは、調理場所を探していたメンバーが焼きそばを調理し始めていた。まあ、この陽気に、会場と駐車場までを2往復して疲れ切っていた私だから、先にやってもらっていた方が時間の有効利用だろう。

そんな私に、ルパン君が豚カツサンドを勧めてくれる。ここに来て自分で揚げたというので、これはシメシメと思い、ついでに持参したハムカツを揚げてもらった。

焼きそば作りが一段落したようなので、その鉄板でハンバーガーを焼いてもらった。あっという間に無くなってしまったなあ……

さて、豚バラ肉の燻製を作りたかったのだが、なかなかタイミングが巡ってこない。ハンバーグは途中でやめて、豚バラ肉をフライパンで熱薫することにした。ところが、なかなか薫煙材に火が回らない。まあ、中火よりやや弱くだから、火加減が難しいのだ。結局熱くなってもいいからと、網を取り払って、炭火に近づけてフライパンを熱すると、ようやくフライパンの中に煙らしきものが漂い始めた。

あらかじめ、フライパンの蓋には透明なガラスの張ってあるものを用意してあったのでわかったのだが、最後までチップに火は通らなかった。チップに混ぜたザラメが燻っていただけなのである。ザラメの香りにほんの少しチップの香りが混じっている。しかし、上品な風味とはいえ、ヒッコリーはやや癖があるので、これで良かったのかもしれない。また、ピックル液を刷毛で肉の表面に塗るという面倒な作業を惜しまずにやったことが、浅燻しながらもおいしいものが食べられた。

さて、全体の反省。
1.まず、やることを絞ろう。今回は、店を閉めた時の材料を使いたいという特殊事情があったからなのだけど、やること多すぎ。
2.下拵えだけじゃなくて、車への搬入まで、前日にやっておくべきかもしれない。
3.保冷剤は常に冷凍にしておこう。
4.食材を乾燥用の網に入れる時には、小型のザルなどに盛って、出し入れに時間短縮を図りたい。
5.肉の下には紙を敷かないようにする。乾いて固まると、くっ付いた紙を取るのは不可能。
6.肉の量は、もう少し少なくとも良いかもしれない。代わりに、もう少し厚く切ったらよかったのかも?

秋のキャンプには、ダッチオーブンをデビューさせたい。