競馬

競馬の「宝塚記念」は、牝馬スイープトウショウが馬場の良い外寄りのコースをタイミングよく差し切り、さらに外側を猛然と追い込んできたハーツクライをクビ差退けた。先行勢総崩れ、好位待機勢が伸び悩んだところを見ると、ハイペースと馬場の内側がかなり荒れていたことが推定される。

コスモバルクタップダンスシチーが絡むことでハイペースになることが予想されたが、私は、現状のタップダンスシチーならば乗り切れると思っていたので、思いっきり予想が外れた。スイープトウショウについては、最後の最後で切り捨てるというオマケ付きだが、軸馬のタップダンスシチーが飛んでしまっては、どの道外れていたわけだし、後悔は無い。

池添騎手は、2度目のG1制覇だったのかな?結婚して子供もいるのに、若さが抜けていない感じのする青年だ。6/24のフジ739で放送された「武豊TV」に福永祐一騎手とともに出演していた。前開催のレースを振り返る企画なので、オークスを制した福永、ダービーを制した武ときて、「安田記念2着の池添騎手」と紹介されて悔しそうだっただけに、この勝利は、次の出演の際に花を添える形となって、さぞ嬉しいことだろう。

このレースを取れれば上半期を五分で折り返すことが出来たのだが、肝心なところで勝負弱い。ただ思うのは、この暑さである。一流馬は、もう休養に入っているはずの気候だ。こんな時期に開催されるG1レースは、どうも予想が難しい。

この難しい予想を、見事1点で的中させたのが、フジTV「スーパー競馬」のレギュラー解説者の井崎周五郎。理詰めのデータ予想かと思いきや、お笑いに走ることもあったりで、当てる事を目指してはいないのではないかと思える予想家の1点予想が、2週続けて当たったのである。大丈夫だろうか、井崎氏。何か、後ろに憑いていないだろうか?かつて、「神様」と言われたその人の霊が、彼の後ろで「ライアン、ライアン」と叫んでいるような気がする。