体調

5月に手術した場所が、1月半過ぎても、ジュクジュクと疼くので木曜日に予約を入れて診断を受ける。

体の中に溜まっていた膿を排除したので、切開したにもかかわらず縫合が出来ない。自然の体の内部から肉が盛り上がってくるのを待たなくてはならないのだ。その間、なまじ瘡蓋などが張って傷口が塞がってしまうと、また膿が溜まる可能性があるので、入院中は毎日この瘡蓋を剥がされたものだから堪らない。ベッドの手すりにつかまり、歯を食いしばって耐えたものだった。

木曜日の診察のときも、変に肉芽が傷口にくっついていたので、強引に剥がされた。診察台には手すりが無いので、歯を食いしばって耐えるだけ。しかしまあ、その後は上手くくっついたのか、あのジュクジュクした疼きは消えた。

暑い季節で、汗が傷口を不潔にするらしく、消毒液を処方された。とはいえ、傷口の場所が場所だけに、これは使い難い。あまり使わないうちに治ってくれないかなあ……