無残なり、体験会つき講演会

なあんか、嫌な予感がしていたのだが、本日行われた、例の多言語交流のサークルの体験会つき講演会は、無残にも、外部からの新たな参加者もなく、全く身内だけの会になってしまった。

嫌な予感と言うのは、選挙の投票所と同じ場所で会を開かねばならないと聞いた時からだった。狭いコミュニティーセンターで、投票以外に、いくつかイベントが組まれていて、その会場の2階で行われた我々の会は、全く目立つことなく、埋没した。オマケに駐車場が、それほど広くもないのだ、ここは。複数のイベントが重なると、思うように駐車できない場所には、来たがらないものだ。


そもそも、この選挙そのものがいけない。多選中の市長が、対立候補が立たないものと、早々に無投票当選と決め込んで、事前運動を全く行わないでいたところ、締切り直前になって、「無投票当選となってはいかん」などとのたまう奴が現れ、何やら分からないまま一週間だけの選挙運動が始まり、関心の薄い市長選挙となった。

当然、目も当てられないほど低い投票率が発表される。私も、知人にこの会のチラシを渡すときに、「投票のついでに、おひまでしたら」などと誘っては見たものの、関心が薄いのは明らかだった。それでも、朝のうちは天気も良く、みんな来てくれるかなとは思ったものの、酷い有様だった。

たしかにアピールが足りないと言う感じはするんだよなあ。ポスター貼りで、頼みに行っても会の趣旨を良く理解してもらえないし、説明できてないもんなあ。新聞に出たとは言っても、新潟市内限定の、しかも別冊ワイド版の中の小さなベタ記事だけだもん。それに、あの記事のコピーを見たけど、会の名前って、書いてあったっけ?それを忘れられると、何の意味も無いよなあ。いずれにしても、新潟市内にあらざるわが町では、この会は全く無名と言う訳だ。何とかしなければ。

そんな訳で、身内だけの講演会に場ってしまったものの、今日は普段お目にかかれないいろんなファミリーのメンバーと活動を共にした。その中で、例のスペイン語の16番と言うヤツを、最後まで通してやってやったら、概ね好評であった。私と一緒ならば、「歌えそうだ」という人たちが出てきた。(以前にも書いたが、歌を歌うのではなく、言語の波を捉える事をこの会では「歌う」という)我がファミリーに大勢出稽古に来てくれると良いなあ。

ってな訳で、ただいま、同じ16番を英語で練習中です。スペイン語だと、ぼんやりとしか分からなかったものが、英語だと随分分かるようになったなあ。まだまだだけど。