燻製作り

しまった!

ブログを更新しないうちに、1月が終わってしまった。
今年の12分の1が過ぎてしまったのである。

本日、フェローのラッキー宅で、レバノンからの留学生ハッサン君の帰国壮行会があると聞き、出かけて行ってみたら、ハッサン君以外で行ったのは私一人。

昼間、Hippoの子供を中心にしたイベントがあり、ハッサン君も出席したというのだから、そちらに参加した人が多かったのだろう。

ムスリムの人との食事と言うことで、肉料理の持ち寄りは避けることにして、何にしようかと考えたところ、今年の目標の一つ、燻製作りに挑戦することにした。

燻製のネタは、カマボコ。意外に思うかもしれないが、カマボコは、製造の段階で塩を使うので、漬け込み液を作る必要が無いので、初めてやるならそれだろうと考えたのだ。

結果は、ううううううううううう・・・・・・・・・mmmmmmm、失敗とも言えないが成功でもない?

いや、いっそ、失敗と言い切ろう。

参考にした本の画像のように、ツヤが出るほどのこげ茶色を期待していたのだが、どうも色付きが悪く、15〜20分程度の薫煙時間を大幅に超えて、1時間近くも薫煙してしまった。それでも、色付きが悪いが、これ以上薫煙するとカマボコ自体が膨れ上がって、水分が無くなり硬くなってしまうので、薫煙を終了した。

したがって、完全な失敗だと思ったので、写真は撮らなかった。

その失敗作を話の種にと思い、持って行ってみると、味は意外にイケた。ただ、基になるカマボコの味そのものの出来にも左右されるものなのだろうから、これはやはり成功とは言えない。何しろ、家中が燻り臭くなったにもかかわらず、カマボコの色づき、燻し加減がソコソコなのだから、どこかやり方に問題があったのだ。

考えられるとすれば、蓋の問題だろう。

薫煙には、中華鍋に似たフライパンを使った。大きいので大丈夫と思ったのだが、中華鍋とは微妙に形状が異なる。私の使ったフライパンに比べて、通常の中華鍋は広く浅くできている。私のフライパンも広くはできているのだが、深さがあり、しかも縁の立ち上がり角度がかなり急な形状なのだ。

そのため、丸い網を置いたところ、網の下に大きなスペースができて、上の方が小さくなった。しかも、このフライパンの大きさに合う蓋が無い。そこで、アルミ・ホイルを使ったのだが、幅の広いものが無く、カマボコの上はギリギリのスペースしか取れなかった。

結果、煙は十分に循環せず、微妙にできたアルミホイルの隙間から煙るがかなり逃げ出したと思われる。また、チップの置き方にも改善が必要だ。スモークチップ、隠し香のお茶、ザラメ糖をただ重ねて置いたのだが、次にやるときは、十分に混ぜてみよう。

さて、ラッキー宅なのだが、昼間のイベントで3人の子供たちは、すでに眠そうだった。ネンジもハッサン君も疲れていたようで、ハッサン君も早々に帰ってしまった。

私はと言えば、ラッキーの焼いた魚料理が食べかけだったので、最後まで食べました。魚料理嫌いなんですが、香辛料が効いてて美味しかったです。ただ、本来好きなものではないので、どうしても、食べるのが遅くなるのです。

そのため、遅くまでお邪魔して、申し訳ありませんでした。