大成功の理由・新型インフルエンザその後

  • 大成功の理由

いくら電気工事会社の水道工事担当者が優秀な人に変わったからと言って、うちの水道の水圧があの様に劇的に高くなったことには、何らかの特別な理由があるのだろうと思うので考えてみた。

測ってはいないが、現在の我が家の水道の水圧は、これまでと較べて倍増していると言ってよい。

水道局によれば、現在の上水道の圧力から考えれば、3階まで届いても良いほどなのだとか?それどころか、上水道からの水は、屋上(実質4階)にある建屋の屋根の上の高架水槽(実質5階)まで届いている可能性がある。

そうだとすれば、そこで徐々に水が蓄えられると、これまで通り、高架水槽からの落差を利用した水圧に、上水道の水圧が加わり、我々の想像を超えた効果をもたらしているのではないだろうか?

そう考えると、ちょっと現在の配管で、この水圧に耐えられるのか心配になってきた。とくに、使わなくなっている2階の部屋に差し込んだ部分のパイプのジョイントの部分などは心配だ。

小便器の洗浄機の調整ボルトの隙間からあふれ出す水は、量はほんの僅かながらもトイレの床を濡らしている。これとても、予想以上の水圧が原因なのかもしれない。

それにしても、自分は、とことん水には悩まされる運命にあると思う。

国は、新型ウィルスの警戒態勢をフェイズ3からフェイズ4へと引き上げた。今までの、「ヒトからヒトへはごく限られた条件でのみ起こり、感染は主に他の生物から人へである」から「ヒトからヒトへの感染も起こっている」という認識に変わり、「大流行の前段階」という状況らしいというのである。

まあ、世界は飛行機が飛び交い、日本人も世界中にいるわけで、国内への感染者を完璧にシャット・アウトすることは不可能だろうが、日本での大流行に関しては、私は希望的観測をもっている。

数年前の中国での鳥インフルエンザの時は、かなりヤバいと思ったのである。まず、感染源の鳥は鶏のみならず、渡り鳥の場合もある。鳥に国境はない。そればかりか、我が国の地理的条件を見ると、朝鮮半島の南に位置している。半島は、さまざまな種類の渡り鳥が集中する場所である。

また、今回のメキシコに較べて、情報開示を望みにくい中国で起こったことも見逃せないと思ったのだ。

その時と較べれば、今回は太平洋の向こうのメキシコである。感染の拡大を防ぐための初期対応に誤りはあったものの、情報は十分に公開されていると思う。

今のところ、死者はメキシコでのみ発生している。メキシコからの帰還者の中に、一部感染者が出て、感染は拡大してはいるものの、重篤な症状という情報は聞こえてこない。通常のインフルエンザへの対応をしていれば、感染はミニマムに抑えられる可能性は高いと思う。

過去にインフルエンザが大流行したときには、「…風邪」などという風邪との違いがあいまいにしか認識されていなかった時代である。やれ「タミフルが行き渡らない」だの、やれ「ワクチンが効かない」だのと恐怖心が増幅されているが、もともとインフルエンザは変異が激しくて、なかなかワクチンの製造が追いついていないのである。罹れば怖いけど、いつの時にも、十分な対応などできていなかったけど、ヒトはそれでも生存し続けてきた。そういう希望的観測なのである。