宗教裁判?・フォークギター講座

・宗教裁判?
新型インフルエンザの警戒態勢がフェーズ5まで引き上げられた。世界的大流行の前段階という状況らしい。

そして、まあ、いずれはこうなるだろうと思ってたけど、日本人にも感染者が現れた。LAから飛行機で帰ってきた25歳の女性との事。だけど、TVで映すときにもう少し配慮があるべきではないだろうか?それはあの映像、頭からすっぽりと黒い布をかぶせられ、宇宙服のようなものを着た職員に付き添われて、飛行機のタラップを降りてくる女性の姿のこと。

宗教裁判、もしくは、帝国軍のトゥルーパーに連行されるジェダイの騎士?

火あぶりにでもされるんじゃないかと女性は思ったと思う。まあ、防疫上の措置とプライバシーの保護の点から、ああいう物を被せるのは仕方ないとして、あの姿をTV放映してよかったのだろうか?

「あれは恥ずかしい」「あんな物を被せられるぐらいなら、黙っていよう」「向こうから来られる前に、こちらから病院に出向こう」などという発想をする人が出てきたりすると、大流行に発展する恐れがあるよ。

・フォークギター講座

木曜日のレアレアFが終わって帰ってくると、NHK教育放送では、「石川鷹彦のもう一度始めようフォークギター講座」が始まる。

毎回見ているのだが、すごいギターを使っている。講師の石川さんはYAMAHAあたりのカスタムメイドかな?そして、司会の女子アナさんと俳優の小倉久寛さんは、なんとマーチンを使っている。「これは、モチベーション、上がるわぁ……」と思ってたら、ここ数週間で小倉氏がメキメキと腕を上げてきている。

今回の放送の「スリーフィンガーの巻」の収録に際して、小倉氏は自前でサム・ピックを購入してくるという気合の入りよう。何しろ練習曲は、吉田拓郎の「りんご」。アレンジャーとして参加していた石川氏のカッコいいピッキングが聞こえる曲だ。

ただ、あの迫力ある低音のうなりは、石川氏によれば拓郎所有のギブソンJ-45のしかも、ネックが逆ゾリしたいかにも弾きにくそうなギターならではのものらしい。「たぶん、音が出にくいだろう」と思って、少し粗っぽく低音弦をストローク気味に叩くようにして弾いてみた結果生み出されたのだそうだ。何かの本で読んだのだが、吉田拓郎は、ギターなどは弦さえ良いものが張ってあれば、ギター本体はボロボロでも構わないという考えの持ち主らしく、J-45の逸話はいかにも拓郎の所有物らしい逸話だ。

イントロの最初から2つ目の音に装飾音があるような気がしていたのだが、譜面を見るとそうはなっていない。石川氏が弾く時、左手の5弦の辺りを注意深く見るようにしていたのだが、残念ながら確認できなかった。