トイレの水漏れ・一難去ってまた…・タイヤ予約

・トイレの水漏れ
トイレの小便器の洗浄水の量を調整するねじからの漏水は、マイナスドライバーでちょっといじったら、かなり少なくなっていた。でも、少なくなったものの、ネジの表面に表面張力で盛り上がっている水滴を見るたびに苦々しく思っていたものだったが、その部分の交換で解決した。これで、この問題とはしばらく縁が切れるのはうれしい。

・一難去ってまた…
さて、我が家の水漏れは止まったものの、新型インフルエンザに対する我が国の水際作戦は、一難去ってまた一難という感じだ。

宗教裁判まがいのかっこで飛行機から連れ出された女性のインフルエンザは、新型ではなかった。直後に疑われた修学旅行の高校生もシロだった。涙で「ホッとしました」と記者会見していた校長先生を尻目に、政府の防疫担当者は「まだ気を抜いてはいけない」などと気を引き締めていたが、それを嘲笑うかのように、厚木の米軍基地に到着したばかりの赤ちゃんが発病したという。

これには参ったねぇ……治外法権の米軍基地にまでは、政府関係者も手は出せんわねぇ……。

利己的な遺伝子説の遺伝子戦略の仮説に興味を持っているのだが、ウィルスというやつは人間生活の様々な盲点・弱点を突いて、予防線を乗り越えてくる。

利己的遺伝子説に影響を受けてしまうと、修学旅行の高校生や治外法権の米軍基地を狙うというのは、実に巧みな遺伝子戦略に思えてしまう。結局、高校生は新型ではなかったが、いわゆるA型というウィルスの戦略としてならば成功したといえる。

前から気になってはいたのだが、新型インフルエンザの毒性というやつが、メキシコ国内とその他に感染者が発見された土地とでは、ずいぶん違っているように思う。利己的遺伝子説によって考えると、ウィルスの遺伝子はなるべく抗生剤やワクチンに強くなろうとする戦略を取ろうとする一方で、毒性もあまり無く、家主の人間の抵抗力と折り合い軽傷のまま人間に住み着くタイプの遺伝子も現れるようになると考えてしまう。前者がメキシコ国内のウィルスであり、後者がメキシコ国外に広がったウィルスというわけだ。

しかし、まだウィルスの毒性が低いと決めつけってしまうのは早計だろう。

・タイヤ予約

タイヤが擦り減ってしまっているので、そろそろ変えなくてはならないと思いながら1カ月が経っている。目星をつけたタイヤがあったので、オートバックスに見に行ってみて「しまった……」と嘆いた。一番安い奴が売り切れていた。そう言えばもう連休は始まっているのだから、売り切れていても不思議ではない。

まして今年は、去年ほどガソリン代が高騰しているわけじゃなし、新型インフルエンザの影響で国外に旅行しようとする日本人が激減するはずだから、その分が国内の移動に回ると考えねばならなかったのだ。韓国製の2番目に安いタイヤを買うことになった。その差額6千円。

しかし、国産タイヤの異様な高さというか、韓国製の安さなのだろうか?いややはり、国産が高いのだ。BS、東洋、横浜のタイヤなんてローンを組まないと買えないんじゃないだろうか。これもひとえに人件費の高さに尽きると思う。

こういうのって、未曾有の経済危機と言われるものから立ち直ろうとするときに、かなりの障害になると思う。

すり減ったタイヤと交換するのは日曜の午前中に予約してきた。